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「ホップステップだうん!」Vol.247が配信されました

「ありがとうGHカナ」 伊藤知之

私はべてるで当事者スタッフを22年させていただいていますが、06年にべてるセミナーハウスがスタートし、そこの共同住居に入居してから15年以上べてるの住居の食事をいただいでいます。最初はセミナーハウスで夕食のみ食べていましたが、5年前にニューべてるの近くにグループホームカナができてからは、夕食に加えて朝食・休日の昼食(平日の昼食はおけいちゃん食堂でいただいています)を食べさせてもらっています。

GHカナでは、べてるの名誉理事長で昨年9月に亡くなられた佐々木実さんや、べてるの歴史を築いてきた往年のメンバーたちと共に食を囲むことができました。また、週3回ではありますが、私と同じく当事者スタッフの和田智子さんとも夕食を一緒にでき、今日の仕事の振り返りやよかったこと・苦労などを世話人さんと一緒に振り返ることができました。

しかし、GHリカハウス・GHぴあがある浦河町潮見町地区で一体的な支援を行う目的と、GHカナを賃貸してくださっている家主さんの意向で、これまでのカナの建物はGHとしての役割を終え、潮見町でべてるが取得した建物に移ること居なりました。旧カナは私がべてるでの仕事などで疲れたときに、少し休憩するときにも行かせてもらっていたので、寂しい思いがあります。

いよいよカナにお別れをする日に、世話人さんが手料理を作ってくださり、カナのメンバー・世話人・夕食を食べている私・和田さんがカナの思い出を語り合いました。佐々木さんも写真でというかたちでの参加でしたが、きっと天国から私たちを見守り、ありがとうという気持ちと寂しい気持ちでいっぱいでしょう。


カナは先月から潮見町に移りましたが、これに伴ってGHのメンバーの大移動がありました。早坂潔さんも新しいカナに移る予定でしたが、直前に調子を崩したので、これまで通りGHヨブ・さくらで暮らすことになりました。(伊藤)

 

そのほか、6月1日に配信された「ホップステップだうん!」Vol.247の内容はこちら。

目次
・巻頭写真 江連麻紀
・続「技法以前」199 向谷地生良 「当事者研究は、家族の対話を促進する」
・伊藤知之の「50代も全力疾走」第37回「ありがとうGHカナ」
・「働けない」がやってくる ことこ・ざわり
・福祉職のための<経営学> 109 向谷地宣明「やせ我慢の説」
・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「自信」

 

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