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新入職員研修 / オンラインマガジン「ホップステップだうん!」Vol.243が配信されました 

5月の浦河。GW中は桜まつりがあります。

5月1日に配信された「ホップステップだうん!」Vol.243の内容はこちら。
「ホップステップだうん!」はおかげさまで発刊10周年!
まぐまぐ版は「殿堂入りメルマガ」に選ばれました。

○Vol.243の目次
・「浦河の桜」(写真・文/江連麻紀)
・続「技法以前」195 向谷地生良「良心的な戦いの拒絶」
・「北のバラバラな日々」 (2)笹渕乃梨
・伊藤知之の「50代も全力疾走」第35回「22年度 新入職員研修」
・福祉職のための<経営学> 105 向谷地宣明「誰でも真似できるケイパビリティ」
・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ「おかしな・・・」


「22年度 新入職員研修」

さる4月16日、「アゴラ」(新しい浦河教会)を会場に、今年度のべてるの新入職員研修会が行われました。今年度は、新卒2名を含め、多くの職員が入職したのですが、べてるでは、職員が自分助け・働きやすさの追及のために行っている当事者研究を先輩職員が発表し、後に新人職員にも当事者研究をして安心して働ける自分作りをしてもらうというのが最近の流れになっています。

私は職員の当事者研究の発表のトップバッターで、最近の自分助けとして、疲れてきたら車の中や使われていないミーティングルームで休み、近所のコンビニでスイーツなどを食べて自分助けをしていること、その為1年間で8キロ体重が増え、現在78キロになったため、本格的にダイエットに本腰を入れる決心をしたことなどを発表しました。
私は夕方になると気力がなくなる「電池切れ」状態になるため、コミック「僕のヒーローアカデミア」のキャラクター「オールマイト」のスライドを使いました。オールマイトは、敵との戦いで傷を負ったため、力を使える時間が限られており、力を出し切ると痩せぎすの姿になってしまうのですが、その姿が「電池切れ」に合っていると思ったからです。

新入職員からの感想で、「他の所では、職員同士のプライベートなことはお互いわからずに働いているが、べてるではそうしたこともオープンでいい」というものがありました。こういった「公私混同」もありつつ働くことがべてるのよさだとも思いました。

(伊藤知之)


4月のべてるのウェブセミナーでゲストに来ていただいた、家族会議の本を出されたライターの玉居子泰子さんがフジテレビ系列の「サミット」という番組に取り上げられました。

番組内では本の内容だけでなく、家族会議の実際様子やワークショップなどを詳しく紹介していました。家族会議はもともと当事者研究の実践から生まれてきた活動です。玉居子泰子さんも番組内で「ではその〇〇を研究してみましょうか」などと話しながらワークショップを進めていました。

これをきっかけに家族会議がさらに注目されて広がっていくことを期待します。

次回のウェブセミナーは5月28日(土)を予定しています。

 

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