べてる×写真展フォスター 子どもから見た里親家庭に参加して 伊藤知之

11月10日、東京・雑司ヶ谷の「がんばれ!子供村」でイベント「べてる×写真展フォスター 子どもから見た里親家庭」が行われました。今回は遠くから、様々な方面から約20名の方が集まってくださいました。「べてる×フォスター」のイベントは、9月に東京大学での集いに続いて行われました。

「フォスター」とは、血縁・法的関係によらない子育てのことで、フォスターケアは社会的養護と訳されます。今回は里親・里子がテーマということで、里親をしている向谷地悦子さん、その向谷地家で育った向谷地宣明さん、彩良さん、愛さんに加えて、私・伊藤も前に出て話させてもらいました。

前半は、静岡大学の白井千晶さんが現在の日本の里親・養子縁組の現状を話してくださいました。里親認定には研修が義務付けられていること、配偶者がいなくても可能であること、親権はないが監護権はあることなどを話されていました。

フォスターのプロジェクトは、里親・養子縁組の写真展示のプロジェクトです。展示に至るまでは、参加の呼びかけ、家族会議、児童相談所の同意、親権者の同意、プライバシーの打ち合わせ、ヒアリングの後に撮影を行い、その後も展示の打ち合わせや承諾が必要とのことでした。ポイントは「福祉の話にしない」「偉い人の話にしない」「当たり前の日常をとらえる」ことなどです。続いて、呼びかけ人の1人で写真家の江連麻紀さんのお話、べてるの紹介が行われました。

後半では「子供から見たべてる」をテーマにお話ししました。向谷地家で受け入れた子どもたちとの苦労や、生良さんも悦子さんも忙しかったので、向谷地家の子どもたちは浦河の精神科医の川村敏明先生の家にお世話になっていたことなどを話してくれました。

べてるでは先日、新しい命が生まれたばかりなのでタイムリーなテーマでした。最近のべてるは、子どもが来ることがたくさんあるので、子どもも安心して過ごせるにぎやかな場であってほしいとおもいました。

伊藤知之


「言葉の力」−「増補改訂版 べてるの家から吹く風」(いのちのことば社)/「新・安心して絶望できる人生」(一麦出版社)出版記念イベント

 

出演:向谷地生良さん(浦河べてるの家・北海道医療大学)、べてるのメンバー数名

ゲスト:末井昭さん

末井昭さんの紹介
1948年、岡山県生まれ。工員、キャバレーの看板描き、イラストレーターなどを経て、セルフ出版(現・白夜書房)の設立に参加。『ウィークエンドスーパー』、『写真時代』、『パチンコ必勝ガイド』などの雑誌を創刊。2012年に白夜書房を退社、現在はフリーで編集、執筆活動を行う。『自殺』(朝日出版社)で講談社エッセイ賞受賞。主な著書に『素敵なダイナマイトスキャンダル』(北栄社/角川文庫/ちくま文庫/復刊ドットコム)、『絶対毎日スエイ日記』(アートン)、『結婚』(平凡社)、『末井昭のダイナマイト人生相談』(亜紀書房)、『生きる』(太田出版)などがある。平成歌謡バンド・ペーソスのテナー・サックスを担当。

当日は、参加者のみなさんがそれぞれ心に残った箇所などを分かち合いたいと思います。本をお持ちの方はぜひご持参ください。

 

日時:1月14日(月・祝) 13時〜16時

場所:早稲田奉仕園(アクセスの詳細はこちら

定員:80名

参加費
一般:2500円
べてるのウェブマガジン購読者:1000円(ウェブマガジンについてはこちら

▶ お申し込みはこちら

 

協力:浦河べてるの家、朝日出版社、いのちのことば社、一麦出版社


べてるの家のウェブマガジン『ホップステップだうん!』Vol.160が配信されました。

今号の内容
・巻頭写真 「ニューべてる」江連麻紀
・続「技法以前」134 向谷地生良「幽霊現象」
・伊藤知之の「スローに全力疾走」 第91回
「夢と希望をかなえるデイケアを目指して~正しいより楽しい、やりたいことをやってみよう~」
・「薬圧の当事者研究」 宮西勝子
・福祉職のための<経営学> 022 向谷地宣明
・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「べてる流 無言電話撃退法」

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投稿者: bethel-net