当事者研究全国交流集会名古屋大会に参加してきました。

10月7日、当事者研究全国交流集会の名古屋大会が愛知淑徳大学で開催され、浦河からも20名近くのメンバー・スタッフが参加しました。400名が入る会場は満員御礼の状態でした。

前半のパートでは、愛知県出身のメンバーの浅野さんが登壇発表を行いました。事前に録音した音声を会場で再生させて、実際に聞こえてきている幻聴さんの様子をうまく再現していました。

その後、向谷地生良さんと熊谷晋一郎さんのセッションも行われ、当事者研究のルーツを振り返るとともに、今後の展望についても話しが展開しました。

向谷地さんは「精神科の入院・通院の経験を生き抜いた人の知恵の集積が当事者研究の源流」という話しをしてくれました。

熊谷さんは「浦河での依存症の語りの文化は当事者研究の誕生に影響を与えた。ステップを中心にした自助グループと当事者研究の違いは公開性。この公開性という点に当事者が地域を変える障害者運動の遺伝子が受け継がれている」という趣旨の話しをしてくれました。

トークセッションのより詳しいやりとりについては、べてるのツイッターで伊藤さんがつぶやいているので、そちらをご覧ください。

午後の分科会では、向谷地さんは「初心者当事者研究」、べてるのメンバー・スタッフは「開かれた当事者研究」と「ご当地当事者研究」をお手伝いしました。

最後は、早坂潔さんの挨拶と一本締めで会は締めくくられました。

また、大会の前後には、みんなで名古屋城周辺や三重県の伊勢神宮を観光したりしました。

名古屋名物の手羽先を食べたり、ビール園に行ったりして、いろいろと満喫したべてる一行でした。

 

次回の当事者研究全国交流集会はまたべてるまつりと一緖に浦河で8月頃に開催される予定です。

みなさん来年ぜひ浦河でお会いしましょう。

名古屋のみなさん、お疲れさまでした。

 

ちなみに、2020年は九州大会だそうです、お楽しみに!

 

 


べてる×写真展フォスター「子どもから見た里親家庭」

「フォスター」は、血のつながりや、法的つながりと関係なく、子どもを育てるという意味です。具体的には、里親家庭、里親より子どもが多いファミリーホーム、養子縁組家庭などを指します。

「写真とことばでつむぐフォスター」は、日本で初めてのフォスター家庭の写真展です。江連麻紀(写真家)、白井千晶(家族社会学)、齊藤麻紀子(NPO法人代表)3人のプロジェクトで、江連は長年、浦河べてるの家を撮影してきました。

「当事者研究」で世界に変革をもたらすべてるの家ですが、預けあい、育て合いという点でも、新しい視点を与えてくれそうです。

浦河には何人かの里親さんがいます。里親は児童相談所が委託する公的な制度です。里親制度の必要性が叫ばれるにつれ、里親夫婦の「実子」の経験や感情にも少しずつ注目が当たり始めました。

さて、向谷地さん夫婦の子どもたちは、どのように里親家庭と浦河の子育てを感じてきたのでしょうか。
フォスター写真展を通して、べてるの家の新しい発見と、共助のあり方を考えてみたいと思います。

日時:2018年11月10日(土) 12:30~15:30
場所:がんばれ子供村

登壇者:江連麻紀(写真家)、白井千晶(家族社会学)、向谷地宣明・向谷地愛(里親家庭の実子)、
伊藤知之(浦河べてるの家)、その他ゲスト(お楽しみに★)

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2018年10月よりnoteでの配信を開始しました。
内容はメルマガ版とほぼ同じです。

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巻頭写真 江連麻紀、続「技法以前」向谷地生良、ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ、ほかイベント報告、海外視察報告などの特集が組まれたり、購読者はイベントの参加費が割引になるなどの特典もあります。

 

投稿者: bethel-net