玉居子泰子×江連麻紀×向谷地生良 「子どもの言葉は、みちしるべ!」 『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密』(白夜書房) 『子ども当事者研究 わたしの心の街には おこるちゃんがいる』(コトノネ生活)W刊行記念
玉居子泰子×江連麻紀×向谷地生良
「子どもの言葉は、みちしるべ!」
『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密』(白夜書房) 『子ども当事者研究 わたしの心の街には おこるちゃんがいる』(コトノネ生活)W刊行記念
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※本イベントはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
2022年2月24に玉居子泰子さんの新刊『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密』が、また翌月2022年3月11日に子ども・子育て当事者研究ネットワークゆるふわによる『子ども当事者研究 わたしの心の街には おこるちゃんがいる』が刊行されました
ほぼ同時期に発売されたこの2冊。前者は、「かぞくかいぎ」を通して家族の中で親子の対話がどのように変化したかを全7家族の記録をもとにルポした一冊。
後者は、大人と子どもの対話の中で、「当事者研究」を用いて子どもたちの困りごとを研究した記録です。
先行きが見えない不確かな時代と言われる世の中で、大人と子どもはどう向き合っていけばいいのでしょうか。
その答えは子どもたち自身から生まれる発信の中にある!
そんなことを考えさせてくれる2冊の本の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
出演は『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密』著者の玉居子泰子さん、こども・子育て当事者研究ネットワークゆるふわを代表して写真家の江連麻紀さん、ゲストに、北海道浦河町で「べてるの家」を創立して以来、精神疾患などさまざまな人生の困難を抱えた方達と「当事者研究」を実践し、社会に広め続けている向谷地生良さんをお迎えします。
・対話の形を変えると、親子関係がどう変わるのか?かぞくかいぎの可能性について。
・子どもの悩みを「当事者研究」するとは?!
誰にでもできる当事者研究の方法など、子どもたちの言葉に、今、大人が学ぶべきことを3人の視点でお話しします!
子ども達の飛び入り参加もあるかも?!お楽しみに!
【出演者プロフィール】
玉居子泰子(たまいこ・やすこ)
1979年、大阪生まれ。出版社勤務を経て、フリーランスの編集・ライターに。育児・教育雑誌『AERA with Baby』の編集・執筆に携わり、また、妊娠・出産、子育て、仕事、福祉などをテーマに、多様な媒体で記事を執筆。2015年頃、自身の家族との対話を見直したのをきっかけに、様々な家族の家族会議を取材し始め、連載「家族会議のすすめ」(東洋経済オンライン)を執筆。また、関連記事も『AERA with Kids』、日経DUALなどに多数寄稿し、『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密』(白夜書房)を刊行。NHK『おはよう日本』に出演するなど、その家族会議の様子が注目を集めている。ワークショップも実施中。二児の母。
https://tamaikoyasuko.com/
江連麻紀(えづれ・まき)
1980年、徳島県生まれ。神奈川県で夫、娘、息子、猫、ときどき社会的養育の子(川崎市里親)と暮らす。
家族、妊娠・出産、精神障害等を抱えた当事者の地域活動拠点「べてる」の人々の、ダウン症のある人々とその家族、里親家庭・ファミリーホーム・養子縁組家庭の撮影やイベントをライフワークとする。
「べてる」で出会った当事者研究を用いた家族会議、子ども当事者研究、子育て当事者研究のワークショップやイベントなどを各地で実施中。 江連麻紀HP https://cocoroto.jp
向谷地生良(むかいやち・いくよし)
青森県十和田市出身
1978年4月より北海道日高にある浦河赤十字病院医療社会事業部にソーシャルワーカー(当初は精神科専属)として勤務し、精神障害などをもつ当事者の活動拠点として1984年4月に「浦河べてる(“神の家”の意)の家」の設立に参加、日高昆布の産直、清掃、出版、介護などはじめとする事業を推進、総勢100名をこえる当事者が関わる。2001年より「当事者研究」を創始し、自助活動や相談支援に取り入れる。
2003年4月より、北海道医療大学看護福祉学部で教鞭をとりながら、べてるの家と全国各地をメンバーとともに「当事者研究」の普及をめざして飛び回る毎日を過ごしている。
○著書「べてるの家の非援助論―共著・医学書院」、「べてるの家から吹く風・いのちのことば社」、「技法以前」医学書院他多数