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田口ランディ(作家・エッセイスト)
1959年生まれ 天秤座 A型 女性
2000年6月長編小説「コンセント」を出版し小説家デビュー。
『寄る辺なき希望の時代』(春秋社、2006)に「べてるの家という希望」という章がある。
『寄る辺なき時代の希望ー人は死ぬのになぜ生きるのか(Amazon.co.jp)


むじゅん社
2005年5月、4人の「虚しさガールズ」が結集。
人間関係が下手で仕事が続かない。それでも仕事がしたいから「じゃぁ自分達にあった会社を作ろう」ということでSWや医療者の応援を受けて10万円と苦労の体験を資本に「むじゅん社」を立ち上げる。
キーワードは「女性・金欠・過疎・病気」。創業理念は「虚しさを絆に」、「体と心に優しい会社づくり」、「いつでも廃業!」、「期待されない会社づくり」、「安心してサボれる・潰れる・通える・語れる会社づくり」、「命がけの苦労が資本」。主な活動内容はパンチングローブのCD、DVDの製作・製造・販売。データ入力。研修の企画。べてる関連安心グッズの企画販売。翻訳。通訳。MCメディアンの下請け業務などのべてるの活動とリンクした商売。



山本:では、田口ランディさんとむじゅん社の人たちが語ったらどうなるのかなぁという会を開きます。

(拍手)

山本:今日の気分体調など、言いたいことがあったら自己紹介も兼ねて、じゃ吉めぐから。

吉めぐ:名前は吉田めぐみといいます。浦河に来てからは5年です。自己病名は、みんなに考えてもらったのは「慢性涙腺ゆるみっぱなし症候群自分いじめ型」っていう病名です。今日の体調はちょっと疲れています。気分は少し緊張しています。以上です。よろしくお願いします。

(拍手)

里子:体調はちょっと変な気分です。気分になっちゃった。ごめん。体調はちょっとだるいです。気分は変な気分、なんか変な気分。秋山里子です。こんにちは。

ランディ:こんにちは。

里子:えっと浦河に来たのは一年半前で茨城から引っ越して来ました。来る前半年は精神科に入院してて間違って統合失調症と診断されて薬12錠も飲まされて、薬づけでした。
浦河に来て川村先生に診断されたのは「ま、鬱だね」って言われて、その薬を12錠すごい沢山持ってきたんだけど先生は捨てちゃって、鬱の薬を2週間飲んだだけで、今は薬は全然飲んでないです。
最初はずっとデイケアに通ってて、むじゅん社を女性メンバー4人で立ち上げて賀代ちゃんやめぐちゃんとやって、その時はがんばるぞって思ったけど、 CDを作って販売するっていうのが中心になってて、結構商売っていうのは大変だなっていうのを感じています。よろしくお願いします。
自己病名は人間アレルギー症候群です。以上です。

(拍手)

賀代:今日の気分は、体調は昨日あんまり眠れなかったからちょっと不安のまま。今日は朝からいっぱいお客さんが来たので、なんか疲れて、べてるでいっぱい人が居たので熱気と臭さに嫌気がさしてしまいました。
気分は緊張してますけど、どんな話し合いになるのかなぁと楽しみにしております。
あたしは自分のコントロール障害です。
自分のコントロール障害っていうのはあたしがもともと人格障害って言われて、京都の病院に行った時に、浦河では統合失調症だったんだけど、京都で「あなたは人格障害です」って言われてあたしはすごく落ち込んで。
後でだんだん腹立ってきて「あたしの人格に障害があるってどういうことだ!」って怒って言ってたら、向谷地さんや川村先生に「自分のコントロール障害だよ」って言っていわれて。で先生と向谷地さんに「人格障害ってやっぱどういうことなんだ!」って腹立って訴えてたら、やっぱ「自分のコントロール障害ってことだよ」って言われて。あ、それならなんか納得できるということでこの病名を語るようになりました。
まぁ苦労はだいたい人間関係が保てなくて、眠れなくて、お化けが出てきて、いつも仕事が続かなくて、という苦労があって。そういう苦労があるから、「会社を作ればいいんじゃない」って似たような者で。里子ちゃんとかが集まって、似たような女の子四人で過疎で金欠で病気で女性でっていうのをキーワードにこれらの理念を掲げて「むじゅん社」という会社を作りましたけど、収益が出ておりません。残念ながら。でもまぁ今は、そんな感じで頑張りたいと思います。今日はよろしくお願いします。

ランディ:田口ランディです。今日の気分は朝から浦河日赤病院の隣にある山まで歩いて、浦河インからそこの山まで往復したんですよね。けっこうな距離を歩いたので疲れました。でも、ちょっと気持ちいいです。体動かしたので。
で、えっと病気・・私はね、すごく完璧主義なんですよ。自分は。だからものすごく物事をなんでもきちんとやって、それでもって達成しないとすごく気がすまなくて。でね、自分に過剰な目的を課すとか、目標を課す傾向があって、それで大体自滅したりするんですけども、まぁそんな感じです。今日はすごく楽しみにして来ました。よろしくお願いします。

(拍手)

賀代:よろしくお願いします。

Y子:Y子です。えっと自己病名はまだないので、人に伝えるときは対人恐怖って言ってます。体調と気分は、慣れないべてるに行く様になってすごく疲れてて緊張してます。
10年くらい引きこもってて、ランディさんのお兄さんのあの状態とかをすごくリアルに感じてて、いつも本読んでます。今日は楽しみに、あまり喋るの得意じゃないんですけど、ないので静かだと思いますが、会えるの楽しみにして来ました。よろしくお願いします。

(拍手)

賀代:まぁ、自己紹介に合わせてなんか浦河に来てどうだということを話したらどうかと思うんだけども。以前いた場所ではこうだったが、今浦河ではこうだ、などなど。まぁ、ランディさんも何度も浦河に来られてると思うんですけど。

ランディ:まぁ4回目?

賀代:4回目。どんな感じですか浦河は?

ランディ:うーん・・私、浦河でもあんまりべてるのメンバーと会わないんだよね。なんかどっかの、ほらべてるが遠征に行くじゃないですか。そういう所で一緒にシンポジウムやったりすると話するんだけど、ここに来ると大体飲んでるかなんかで(笑)。
あんまりこうやって話す機会なくって。浦河歩いたのも今回初めてで、あたし1人で来たのも初めてで。
いつもさぁ編集者とかいろいろな人が付いて来て、なんか落ち着かないんだよね。しみじみ今回浦河を歩いて1人でぼんやりしたりして。
山多いね。山多くて、いっぱいフキノトウとか出てて、もうちょっと山歩きとかしたいなぁ、山菜採りとかしたいなぁって思ったんですけど、ここは気持ちいいね山がね。

賀代:7年も住んでたけど、あんまり山のこと考えたことなかった。

ランディ:あたしも。はじめて、あぁここ良い山なんだなって。今日、山登ったからかもしれない。すごい本当いい山だったの。絶対さ、もうちょっと天気よくなって暖かくなったらお弁当持って皆で行くといいよ。敷き物敷いてさ。宴会とかやるのに最高なとこ。

賀代:リハビリと称して。

ランディ:そう!

賀代:宴会を(笑)。

ランディ:うん!絶対。だって使わないともったいないよ。浦河日赤病院の土地なんだって。他の人誰も来ないんだよ。

賀代:うん。

里子:あんまりオープンなとこじゃないのかなぁ?

ランディ:今のとこ立ち入り禁止になってて。そいでね、院長の許可無くしては入っちゃだめって書いてあるんだけど、私昨日川村先生に行くってちゃんと言ったからいいやって思って入っちゃったんだけど。うん。見晴らしが素晴らしいんですよ、本当に。行ったらわかる。すごい素敵な所。ちなみに私茨城。

里子:あ、そうだ!

ランディ:どこ?

里子:水戸の近くのN市です。

ランディ:あー。私下館。

里子:前静内(注:浦河の隣町。現在、新ひだか町)の講演に来た時にそういう茨城の事をちらっと。

ランディ:そう。精神病、精神医療の暗黒地帯って言われてるの。



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