top べてるねっと:知る べてるねっと:買う べてるねっと:仲間 べてるねっと:行こう! べてるねっと:お問い合わせ
当事者研究の部屋 トップへもどる
Vol.037
「黒い声」とのつき合い方の研究 第一弾
自己病名「統合失調症感情暴走トランポリン型」 丹羽南穂子



苦労のプロフィール
私の自己病名は「統合失調症感情障害・暴走トランポリン型」です。
私は、20歳の時に体感幻覚に襲われるようになり、精神科に通い服薬をはじめました。
気分がトランポリンのように弾ける時期と、落ち込みの時期をくり返しています。

研究の目的
うつ状態になると襲ってくる“黒い声”が恐ろしいので上手く付き合えるようになりたいと思い研究しました。

研究の方法
横浜当事者研究会や当事者研究セミナーなどに参加し、仲間と共に研究しました。

研究内容
〇今まで
躁状態になると幻聴さんが現れて「私は飛べる!」とおだててきます。
すると自信過剰になり、爽快な気分が続きます。(5階から飛んでも平気に思えたり、できもしないバック転をしようとしたり、街をスキップして歩いたり)
しかし3ヶ月もすると“うつ状態”に入り、黒い声が「死ね!消えろ!」と責めてきます。
今までは、布団をかぶったり、食べることで対処してきました。

〇なつひさおチェック&アンケート
“黒い声”と過去の辛い体験は関係し合っているということが分かりました。
まずは「な・つ・ひ・さ・お」のチェックを学び、取り入れました。
これは「な:悩んでいる時」、「つ:疲れている時」、「ひ:暇な時」、「さ:寂しい時」、「お:お腹が空いている時、お金がない時、お薬を飲んでない時」に調子が悪くなりやすいことに気がついた仲間が開発した、自分の体調確認の方法です。
すると“悩み”と“寂しさ”があるときに“黒い声”が来やすいことが分かり、そういう時は仲間に相談することにしました。

〇“黒い声”に感謝
当事者研究のときに向谷地さんが「黒い声は私のことを知っていますか?」と聞いてきました。
“黒い声”は時々「あんなオヤジにだまされるんじゃない」と囁きます。思い切ってそのことを伝えると、みんなは大爆笑でした。
そして「黒い声さんにみんなが会いたがっていると伝えてみてくれませんか?」と言うので心の中で呼ぶと、本当に会場に“黒い声”が来ました。
“黒い声”が「あんな奴らにだまされるんじゃない」と言うので、そのまま伝えるとみんなまた笑いました。
対応の仕方をみんなでいろいろと考えた結果、黒い声に感謝を伝えてみようと言うことになり、向谷地さんが「黒い声さん、今日は来ていただき本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!」と言い、参加していた仲間たちも同様に握手をしながら「黒い声さん今日は本当においでいただきありがとうございます。丹羽さんには大変お世話になっております。また来てくださいね」と黒い声に挨拶し、感謝を伝えてくれました。
すると突然、黒い声が「俺はもう知らない…」と帰っていってしまいました。これには、本当に驚きました。

まとめ、感想
「当事者研究」という場では、同じ症状を持った仲間や問題を一緒に考えてくれる人がいることを知り、とても安心しました。
“黒い声”と付き合うにも、こうした人との繋がりが大事だということを知りました。
今後も継続して、研究して行きたいと思います。



このより詳細な研究は
こころの元気」の当事者研究の連載にて掲載!
ぜひ、チェックしてください。

Link:こころの元気(NPO法人コンボ)

サイト管理・運営
McMedian CO.,LTD.
171-0022 東京都豊島区南池袋3-13-7 403
Tel 050-3351-3135
Mail e-mail@mcmedian.co.jp

Copyright ©2006, Bethel-net. All Rights Reserved.
| トップページ | 知る | 買う | 仲間 | 行こう! | お問い合わせ | サイトマップ |