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当事者研究の部屋 トップへもどる
Vol.033

「生き方、死に方の研究」

山本賀代
自己病名:自分のコントロール障害



はじめに
私は1999年に浦河に漂着しべてるにスカウトされました。
幼い頃から「人は弱く簡単に死ぬ。どうせ死ぬのに何故こんなに頑張って生きなければならない?」という疑問があり、「死にたい」願望が長年続きました。しかし今私は生きてから死のうと思っています。どうして死ぬ方向から生きる方向へとシフトしてきたのかを研究しました。


研究の内容
1)死にたくなる生き方のメカニズム(旧パターン)




心のゴミとは(未消化な出来事や受け止めきれない気持ち)のことです。私はそこを封印して生きてきました。「賀代語」とは死にたい、やってられっか、疲れた、殺してやる、バカ、具合悪いなどです。後は図の通りで何年もこの繰り返しでした。

2)生きるための三段階迎撃システム(新パターン)
生きるために新しいパターンを考えました。



〈1段目〉
心のゴミ箱①から④まで行ければ⑦自分も周りも一安心です。

〈2段目〉
③で気付かないと生活破綻スイッチが入りますが、ここで気付けば④に戻れます。

〈3段目〉
生活破綻スイッチがオンになっているのに相談にいけない場合、爆発してしまうこともありますが、どっぷりと苦労にはまらず相談します。すると④まで早めに戻れます。


昔の私、今の私



看板の総書き換え
死にたくなる旧看板(信念)「生きる意味ない」「私は価値がない」「すべて私が悪い」「人は信じない」などを新しい看板に書き換えて行きました。「生きて死ぬ」に書き変わったのです。「とりあえず信じる」「人と関わりたい」「仲間がいる」「自分は弱く生き辛いだが、それでOK」などです。旧看板にも意味があったことがわかりました。


まとめ:「死ぬ」から「生きる」へのシフト
相当行き詰って「このままでは死ぬ!」と感じた時、まだ生きたいという心の悲鳴が聞こえました。そして自分を助けるために必要な人間としての基本の勉強、練習(聞き語る練習、コミュニケーションの練習)と研究を繰り返しました。


おわりに
今回、あらためて浦河での11年間がいろんなチャレンジに満ちていたことがわかりました。人間は自由です。でもどうせ生きるのならば、自分の望む生き方をしたいと思います。
そして気持ちよく死にたいです!!


山本さんのより詳細な研究は
こころの元気5月号(2010)」の当事者研究の連載にて掲載!
ぜひ、チェックしてください。

Link:こころの元気(NPO法人コンボ)

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