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当事者研究の部屋 トップへもどる
Vol.018

「幻聴さん式英会話上達法」




植田徹志

当事者研究のエッセンス
●何がどうなっているのか
 くりかえし起きている苦労のパターンの解明
 起きている問題の意味の見極め

●何にどうしてきたのか
 起きている「問題」にどのように対処してきたのか
 その結果に満足しているか

●何をどうすればいいのか
 どのことに、どのタイミングで、どのように対処すればいいのか

「自分の中を見つめる作業かと思って具合悪くなってしまったけど、自分の問題を外在化して客観的に見ることだった」(札幌べてるの会阿部)

今までは、専門家だけが「答え」を持っている人だった。当事者研究をみんなですることで、生きていくこと、暮らしていくことへのヒントが得られる。当事者の具体的な経験や苦労のなかに打開策はあるのだ。

植田君は、当事者研究に出会って良かった事として「だんだん行動化がなくなってきた。当事者研究の形で発表することで、みんなが楽しんでいる事がわかる」と語った。

■植田君の苦労のプロフィール
NBA(アメリカのプロバスケットボール)が好きで、自身も学生時代はバスケットボールの選手だった。NBAの一流選手であるマイケル・ジョーダンの声で幻聴さんが聞こえ、誘われるままに渡米しようとして千歳空港へ何度も向かうも、途中で保護されるという行動化に悩まされていた。
当事者研究をし、幻聴のジョーダンの誘いをちゃんとお断りをすることで行動化は納まった。
その植田君がみんなに悩みを相談したいと言う。その中身は…

■新しい苦労
「アメリカ人の幻聴さんが出てきて困っている」と言う植田君。
「それなら前からジョーダンの幻聴さんがいるのでは?」
「英語で喋ってくるから何言ってるか分からないので困っている」と植田君。
今までジョーダンは日本語で喋ってくれていた。
この英語で話しかけてくる幻聴さんの名前は、デニス・ロットマン。NBAの選手で38歳。NBAのビデオを見ている時に聞こえる。試合の解説をしてくれるので、正直嬉しい。しかし、その英語が短縮英語なので、レベルが高すぎて困っている。
「英会話教室くらいのレベルで話して欲しい」と植田君。難解な英語で頭が一杯になるほどたくさん話してくるので、一生懸命勉強して理解しようとしている植田君。そのうち、少しずつ理解できるようになり英語が上達した!ていねいにお願いしたので、幻聴さんもゆっくり話してくれるようになった。
■幻聴さんとのつき合い、現実の人との付き合い
幻聴さんとの付き合い方は、幻聴さんに失礼のないように、ということと、幻聴さんに対して受け身にならないようにする、ということが大事。そして、幻聴さんとのつき合いだけでなく、現実の人づきあいも大事なこと。今、植田君は、アメリカ人の友達と日本人の友達とのバランスが取れていない。
「これからは日本人の友達も増やしたい」と言う植田君だった。

(記:宮西勝子)


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