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Vol.006
「くすりの飲み心地の研究」 —山本賀代編—
研究者:山本賀代(自分のコントロール障害王道型)
協力:しあわせ研究所(所長松本寛)、むじゅん社
・ エビリファイに挑戦!そして爆発・・・。
自分のコントロール障害の私はエビリファイにしてから3回ほど爆発。
・エビリファイとリスパダールを併用
不安感から元気が出すぎて眠れず、過活動になったためリスパダールに戻った。どうにもこうにもやる気が起きなくなったため、再度エビリファイにチャレンジ。今度はリスパダールとエビリファイの4週間の併用から単剤にした。
・やる気がでて、がんばり過ぎに
再びやる気が出て仕事などを頑張った。しかし、その後過労気味になったことと、自分を語る作業を怠ったことから酒爆発。頓服としてリスパダール水溶液やハイセレニンを服用し安定したが、不安発作で手が固った。
・寝たきり、爆発、昔のスキルのオンパレード
自分に絶望して鬱になり過眠・過食になり1カ月ほど寝たきり。
そうして生活が崩れていたところに恋人とのケンカが勃発。
6年ぶりに暴れだし器物破損、大量服薬、包丁、大量飲酒など昔の技が全部出てしまった。
・過酷な現実のなかでどう生きるか
頭をクリアにして、やる気を起こして働きたいという欲求があり(むじゅん社の社長なので)、エビリファイを服用を続けているが、それと人間アレルギーという現実や虚しさに耐えられない不安との葛藤が続いている。
今はソーシャルワーカーとの連絡報告相談や通院で自分の調整中だ。
昔のやり方に頼らず、仲間に語ること、相談すること、自分をいじめないことを心がけている。
その為にも女の語り場を設けるなどの工夫をし三度の飯よりミーティングをする必要がある。
私は独特な賀代語と呼ばれるコミュニケーション能力で生きて来たが
それでは周りとの関係が悪化する一途で孤立しやすく、自分の意思が伝わらない欲求不満で爆発を繰り返してしまうため、人間らしいコミュニケーション能力の練習が必要となっている。
これは一番苦手であり、見たくなく取り組みたくない練習だったため
長期放棄していたが、今エビリファイのおかげでこの課題が出てきていることに感謝している。
以上、とりあえず今わかることを書いてみました。
山本さん、研究班の皆さん、これからも研究よろしく!