top べてるねっと:知る べてるねっと:買う べてるねっと:仲間 べてるねっと:行こう! べてるねっと:お問い合わせ
べてるのメンバー、当別町訪問
帰りの車中で「幻聴さん」にジャックされる。。



12月某日、早坂潔さん(精神ばらばら)、ソーシャルワーカーの池松さん、松本寛さん(幻聴型)、伊藤知之さん(全力疾走型)と私(岩田めぐみ)の5人で当別町の講演に出掛けました。

講演は、朝5時に浦河を出発し、午前10時から2時間、当別町のふれあい倉庫で行われました。
講演では松本さんの「幻聴占い」まで飛び出し、会場を巻き込んでの暖かい雰囲気でした。
潔さんの語りも絶好調で、べてるのことを会場のみなさんにお伝えすることができました。
そのあと、「ゆうゆう24」さんの事務所にお邪魔して、大原さんとお話しました。活動の輪を更に広げて行こうとされているその姿勢にとても感動しました。

そこまではよかったのですが、帰りの車の中で私の幻聴さん(口が私の意識と離れたところで勝手にしゃべりだします)が大暴走を始めました。幻聴さんは言いたいことがいっぱいあるようです。車の中にいた札幌べてるの集いの島貫さんと会話まで始めてしまいました。私の頭の中は圧迫が加えられてなんだかぼ〜っとします。車の中は密室なので雰囲気がぴりぴりします。
潔さんが心配して一生懸命に私や運転している池松さんのことをお祈りしてくれました。ソーシャルワーカーの池松さんに「入院ですか?」「浦河まで持ちますか?」と質問されました。
場の空気が変えようと、みんなでお茶することになりました。
喫茶店で隣り合わせたのは「まっちゃん」こと松本寛さんでした。
私はまっちゃんに幻聴さんについて緊急SOSを出しました。
まっちゃんは「俺、人助けするほど幻聴さんがいいわけじゃないから、自分のことで精一杯だから」と笑いながらも答えてくれました。
まっちゃんは幻聴さんとの付き合いで20年を越える大ベテランです。私も浦河に来て4年はこともなく平穏に過ごして来たのですが、5年目から危機的状況にさらされてます。少し前までは危機に押し潰されて入院だったのですが、今の私はみんなにSOSが出せます。
そこに自分に○をつけてあげたい!
自分の行いが幻聴さんや回りの情況によって電光石火のように我が身に返ってくる事態をまっちゃんと笑い合いました。
まっちゃんは「神様にふんづかまえられた身だから、悪いことはできません」と笑います。繰り返し「行いが大事、行いがすべてだから」と励ましてくれました。
「いい幻聴さんも悪い幻聴さんもあるのは仕方のないことで、悪い幻聴さんが来るときはじっとして動かないこと。病人は悪い幻聴さんに惑わされず黙って耐えているだけでもう十分なのだから」と教えてくれました。
私はまっちゃんが腕組みをしてじっとしているときは幻聴さんに耐えていることを初めて知りました。
私も頭の中で「行いが大事、行いが大事」と繰り返しました。
自分の中にその言葉は吸い込まれたようです。みんなに励まされてなんとか浦河まで帰り着けました。
帰り際にまっちゃんが「めぐちゃんを苦しめているのは俺(みたいな幻聴さん)かもしれない」とつぶやきました。
幻聴さんとの世界は深いです。人間のありようを示されます。私は浦河に来て6年目、その日初めてまっちゃんと心から話をすることができて、まっちゃんとこんなに時間をかけてやっと出会えたように思います。
まっちゃんがいてくれたことに感謝しますm(__)m

岩田 めぐみ




幻聴のプロこと、松本寛さん。
「大事なのは、幻聴がなにを言っているかではなく、自分が現実にどう振る舞うかってこと。健全な行いをすること。」





トップにもどる

News バックナンバー
サイト管理・運営
McMedian CO.,LTD.
171-0022 東京都豊島区南池袋3-13-7 403
Tel 050-3351-3135
Mail e-mail@mcmedian.co.jp

Copyright ©2006, Bethel-net. All Rights Reserved.
| トップページ | 知る | 買う | 仲間 | 行こう! | お問い合わせ | サイトマップ |