『べてるな人々 第5集』 (一麦社)発売中

向谷地さんの1年分の原稿からまとめられた「べてるな人々」シリーズ第5集。最新刊発売中。

『べてるな人びと 第5集(一麦社)』 向谷地生良 
\1,944 (本体1,800+消費税)

★装画 佐野繁次郎 「モナリザ」(一九六二年、油彩、カンヴァス、
神奈川県立近代美術館)

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憂いの芯にユーモアがある.
だからとことんつきあえる.
うろたえる人に,つまずく人に.

鷲田清一氏(哲学者・京都市立芸術大学学長)推薦!
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当事者研究の特徴は、特定の誰かの定義や説明を金科玉条のように主張するのではなく、いろいろな人たちが、いろいろな言葉で語る自由さにある。人の人生は、そんな簡単に充実したり、生きがいが得られるものではなく、山あり谷ありである。そんな日常という海原に、帆をあげてその人なりのしかたでゆっくりと舟を漕ぎ出す風景を私は大切にしている。当事者研究とは、それを促す効果があるような気がする。(本書から)

目次 ────────────────────

第1章 当事者研究の発展
1 「いま、頭をかかえています」
・精神疾患をかかえる親のもとで育った子どもたち・孤立せず、困った時には相談すること・人を大事にしていく仕組みづくり

2 当事者研究の研究(一)
・当事者研究のポイント・「経験の有意味性の循環」と「生きやすさの循環」・「今を生きる仲間」

3 支援者のリカバリー
・“身体に感じにくい地殻変動”・統合失調症研究の“行き詰まり”状態・人々がどう支え合い、生き合えるか

4 新たな時代の到来
・学術研究の一分野としての当事者研究・自由自在な研究スタイル・当事者研究の可能性

5 当事者研究の研究(二)
・研究データの蓄積・臨床の知・仲間の力

6 階下の心霊現象
・S子さんとのメール当事者研究・実験を重ねる・体感幻覚さんの紙芝居

7 「僕、疲れやすいんです」
・「当事者研究のガイドライン」・“いがぐり頭”の青年・人前が苦手で、疲れやすい人ほど“出たがり”

8 「精神科医」の当事者研究
・「私のやっていることは役に立っているのか?」・自らの専門性を問い直す共通の「問い」・「弱さの情報公開」と新しい協同

第2章 当事者研究の人びと
1 苦労のシンクロ(同期)現象
・“苦労の先取り”と“弱さの情報公開”・苦労のデータ取り・「和解」というテーマ

2 けんさんの洗礼
・下請け作業 引き揚げ事件・「お墓」の問題

3 再び、「人間って温かいんだね」
・A子さんが呟いた言葉・意外な展開を辿った“盗聴事件”・五年ぶりの再会

4 苦労のルーツを探す旅
・A子さんの苦しみ・彼女自身の“再生の旅”・最も辛く、かつ懐かしい“苦労への旅”

5 生命の水脈
・苦労の見極め・携帯を持たない生活実験・社会全体のつながりの希薄さ

6 無視、陰口現象
・気分と体調を合わせた自己紹介・Bさんの当事者研究・当事者研究をかねた実験

7 良性の声
・換気扇の声・特別な治療法・幻聴や妄想の内容の規定

8 こどく島移住作戦
・多飲水の研究・共通の苦労の循環・太一さんの無人島

9 けんさんの旅立ち
・石井健さんの訃報・べてるをべてるにしてくれた功労者・勇気を出すことの大事さ

10 「ごめん、ひろとさん」
・ひろとさんの突然の訃報・「幻覚&妄想大会」の実行委員長・ひろとさんという存在

第3章 社会の中の当事者研究
1 地域移行
・病床転換型地域移行・専門家の判断と当事者の希望との落差・人の生きやすい場づくり

2 「人の森」で「人になる」
・退院とは仲間との決別・仲間の中で仕事をする・多様性に富んだ「人の森」で「人になる」

3 幻聴さんが“グランプリ”!
・べてるのネットワークの国際化・大きな時代の変化・幻聴さんは良き助け手

4 自己解体
・死神さんとの付き合い・人の中に居る感覚・遺伝子の大切な注意サイン

5 ピープル・ファースト
・「自分の人生の主人公になる」・福祉や医療、教育分野の「市場化」・当事者研究にも通じる発想の転換

第4章 「幻聴さん」は人助けをする
1 黒い男
・べてるメンバーと一緒の旅・“逸材”との出会い・三人の幻聴さん

2 続“黒い男”
・三人の幻聴さん・二年ぶりの新潟・三人の協力

3 つながりを求める病
・“つながり”の中で回復する・「リカバリー」につながるポイント・幻聴さんの“つなげる役割”

4 神さまへの嘆願書
・自分の助け方・思わぬ波及効果・神さまからの懲罰的な縛り

5 神様への嘆願書、その後
・グループでの当事者研究・神さまからの中止要請

第5章 世界の当事者研究
1 イギリスで初めての当事者研究
・産業革命の真っ最中のイギリスの状況・「トインビーホール」を拠点とした「セツルメント」・「当事者研究」と「リカバリーカレッジ」

2 韓国でテレパシー発信源を探す
・幻聴さんとのお話・特別な介入方法・暮らしになくてはならない羅針盤

3 「治りませんように」
・集団ストーカーの相談・韓国での当事者研究のライブ・自分を変えてみること

4 再び、良性の声
・衝撃的な事件・言葉が現実をつくる・“良性の声”の大切さ

べてるな人びと 第5集 向谷地生良 \1,944 (本体1,800+消費税)
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メールマガジン「ホップステップだうん!」Vol.132(9月15日号)が配信されました。

10月8日に第2回関西当事者研究交流集会が行われます。

第2回関西当事者研究交流集会
「涙と笑いのもりあわせ 弱さの寄せ鍋パーティやで」

日時:2017年10月8日
会場:大阪大学豊中キャンパス
参加定員:200名
参加費:1000円 懇親会費:3500円
申し込み締め切り:2017年9月20日

詳細はこちらのURLをご覧ください
http://cocopit.net

・続「技法以前」107  向谷地生良
当事者研究の臨床知 その4<ともに試行錯誤をする>

・伊藤知之の「スローに全力疾走」 第77回
「支援サービスの≪見える化≫とリカバリー」の先に私たちがめざすもの

 

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投稿者: bethel-net